なんで空手で精神が整うの？？

空手で精神が整えられるのは、
単に礼節を重視しているからではありません。

最近のヨガブームでも知られるようになりましたが
人間にはチャクラと呼ばれる
7つエネルギーの変換場所があり
それぞれ、頭頂部、眉間、喉、胸、太陽神経叢
下腹、尾骨にエネルギーの中心があります。

そのエネルギーの特性により
人の思考や行動、性格が分かれており
各チャクラのバランスをとり、流れが自然であれば
心身の健康が維持されます。

エネルギーの変換が乱れると
感情や健康のバランスを取り戻す
自然治癒力を崩してしまいますが
原因は、その時の状態のみなず
無意識の感情や過去のトラウマ、思い込み
あらゆる物事が影響しているので、複雑です。

その為、礼儀や精神を単に言葉で説明しても
無意識の中にあるエネルギーには届かず
変わる事は難しいでしょう。

空手では
その7つチャクラを
主に上丹田、中丹田、下丹田と3つに分け
それぞれを鍛錬し整える
練習が含まれています。

それは、意識の向け方や、呼吸法
身体各部の重心の操作、無駄な力を抜く技術
骨盤の操作や、地面からの繋がりの感覚等です。

また、チャクラエネルギーの
センター軸となっているのは背骨であり
姿勢や体軸を重視する空手の練習は
エネルギーの流れが整います。

さらに、身体のエネルギーの調整には
左右の手足を同時にまたは交互に動かす
エクササイズを行いますが、空手の動きはそのまま
エネルギーのエクササイズと同じ効果を持ちます。

つまり、空手の中には
精神論ではなく、身体のエネルギーを
具体的に調整していくプロセスが含まれており
自然に身につけていく事ができます。

武道に精通する
寛大で冷静で自我にとらわれない
凛とした品格は
身につくべくして身につくものなのです。
※但し練習の内容によります。

身空の空手は
幼児から年配の方まで混ざって練習する事もあり
ハードな内容は行いませんが
練習において素敵な変化や成長が得られるよう
エネルギーを調整できるカリキュラムを
意図的に構成しております。