今年最後の練習

12月16日、約1.5か月ぶりとなってしましたが
今年最後の練習となりました。

T君、この1.5か月の間に骨格もしっかりして身長も伸びている。
成長期の神秘ですね。
以前は立っていても重心が左右どちらかに寄り
Ｓ字型の姿勢が多かったですが
今日は重心が真下に落ちた佇まいが印象的でした。
成長期で筋肉量が増え体幹がしっかりしてきた事と
心も成長して落着きがでてきたのかと思います。
来年中学校に入る彼には、ナイハンチの型を覚えてもらいます。
そうすれば中学で部活に入り練習に来れなくなっても
今身に着けようとしている浸透力（伸筋と脱力の使い方）を
練磨してく事ができます。

幼児園児４名のお子さんも参加してくれました。

Ｙ君、４歳になって動きの理解が少しずつできるようになってきました。
昔から、素直で見たままを受け取ってくれるので
来年からは、運足などの大まかな動きを真似してもらって
基本の形を身に着けられるでしょう。
形ができれば、小学校に入ってからは
身体の使い方を教える事ができるようになります。
きっと彼はその内容を受け入れようとしてくれるので
小学校の時点で、トップアスリート達が持つ
身体操作のエッセンスを身に着けていく事ができます。
その成長がとても楽しみ。

Ｍちゃん、前回は見学のみだったけど
今日は練習に参加してくれました。
少しずつＭちゃんの心を見つめながらの練習。
人は指摘されると、そのバランスをとる為に
本当は自分はもっとできるという感情を抱きます。
その葛藤は、失敗への恐怖や不安を生み出すかもしれません。
活発で運動ができるからこそ、その感情はより強いのかも知れませんね。
Mちゃんには、間違いも失敗も、恥ずかしいことではないという
価値観を伝えていきたいのです。
失敗した時「ダメな部分を見られる不安」より
「成功や成長の為に必要な経験」の方を大きく感じたら
彼女の人生の先には、より笑顔が増えているはず。
成功者の共通点は多くの失敗している事
だから、失敗の先にしか成功はありません。
なので沢山の失敗を楽しんで欲しいな。

恥ずかしさを超えて頑張って参加してくれたので
今日は、皆声がでてませんでしたが
あえて声に対して注意する事はせず
危険な事や、他の人に迷惑がかかる事のみ指導。
来年には幼児園児達も少し慣れてきてると思うので
声や礼儀を厳しくしておこうかな。

今年最後の練習
寒い中、ご参加頂き有難うございました。