心身一如

心身一如とは仏教で肉体と精神は一体のもので、分けることができず、一つのものの両面であるということです。つまり、心を変える事で身体が変わり、身体を変える事で心が変わります。

剣の世界では、心や身体が固まる(居つく)事を最も嫌い、剣と共に禅を学んでいました。又、自然体で姿勢を整え、丹田という軸を作り、脱力によって力みを手放し、呼吸から身体の状態を心に投影する。身空でも身につけるこれらの技法は、そのまま禅を行う事と同じ内容になります。

ほとんどの人が克服したいと思う心の状態には「緊張」があげられます。緊張とは、未来への予測から脳が危険を判断した際における防御反応として起こります。脳にすばやく酸素を送る為、肺呼吸になり、交感神経が高まる事で血管が収縮し筋肉が固まり身を守ろうとします。この身体の状態を脳が確認する事で、危険を再認識し緊張が自覚されます。言葉が詰まる原因とは、緊張した状態から平常な状態を無理に作ろうとし、従来の呼吸を試みますが、筋肉の硬直で横隔膜が固まっている為、深く息を吸う事ができなく吐く息が続いてしまう事が主な原因となります。

従来、緊張を解く方法としては心理的なアプローチが一般的でしたが、効果は解釈の深さに比例し納得できる経験が必要でした。身空では、緊張する身体の状態を呼吸や脱力の技術により物理的に平常の状態に改善します。身体から緊張のない状態を作り出し心に投影する事で、誰もが常にリラックスした状態を手に入れる事ができます。

Posted by shinku