身空の流派
身空とは首里手、那覇手の2系統の空手をベースに柔術と整体療法を取り入れ
武術の秘伝を応用し、心身を整えて上手に使える技術を身につける空手道場です。
首里手とは少林流に代表される空手で、中国北部の少林拳等がベースになっています。 対武器や騎馬の遠距離戦を想定し、筋骨を操作し極めの技術に代表される瞬発的スピードと衝撃力が特徴です。 |
那覇手とは沖縄剛柔流に代表される空手で、中国南部の白鶴拳等がベースになっています。 水辺等の接近戦を想定し、呼吸や重心を操作し勁の技術に代表される重さを利用した力の伝達が特徴です。 |
柔術とは日本で発祥した戦場における組討の技術です。 人を捕らえたり、甲冑に対しての戦闘を想定し、人間の反射や触覚情報等、無意識を操作する技術が特徴です。 |
整体とは、脊椎・骨盤・肩甲骨・四肢など身体全体を手技で矯正をおこなう技術です。 |
以上の身体の外面、内面、意識、全身を操る技術から、主に人の身体を活かす要素を抽出する事で殺傷目的ではなく、活人を目的とした武術として、その技術を現代の生活に応用できるようにさせたものです。
*身空では主に下記の流派や療法を取り入れています。
「首里手=和道流」「那覇手=剛柔流」「柔術=日本伝合気柔術/健心流柔術」「整体=愉気法/推拿療法/気血循環法」
身空では毎回の練習に整体ヨガを行っており、体を緩ませ、骨格を整えて身体のベースを作っていきます。
空手を通した練習の中で、呼吸法を学び、緊張を解く脱力の技術を学び、効率の良い筋肉の使い方を学びます。
柔軟な身体と、呼吸、脱力、筋肉の使い方が揃う事で、人間として理に適った姿勢(自然体)を手に入れる事ができ、所作や佇まい、その人の美しさや健康として、生涯に渡って活用できる技術を身につける事ができます。