腕の使い方(手の内)
「手の内を明かす」という慣用句があるように、古来より剣や弓の世界において手の握り方に技術の秘密がありました。
しかし、現代においては手の使い方に意識を置かず、パソコン等の過度な手先の使用により、体の不調を招く事となっています。
毎日物を使い続ける中で、体への負担がなく、効果的に手を使う技術を知る事は、現代をより快適に生きる事に繋がります。
文字とおり「小手先芸」の使い方ではなく、手から腕にかけての作用を理解した「腕がいい」使い方を取り戻す事が必要です。
身空では、人間本来の持つ機能を活用した手を使い方を身につけます。
手を使う際に重要になる作用 :指の第一第二関節は腕側の筋肉から腱によって繋がり動かしている事。 :指の第三関節は掌の筋肉によって動かしている事。 :腕を伸ばす時は小指側、腕を曲げる時は親指側の握りが作用している事。 :親指の位置が手首の柔らかさに影響している事。 |