型って何の為に習うの??
空手では型を練習します。
受けたり、反撃したりする動きを
一連の流れにまとめたものです。
でも、こんな動き実戦で使えるの?
と疑問を抱く事も多いのではないでしょうか。
そう、型を練習しても
その動きを実戦で使用できる事は
あまりありません。
でも、沖縄から本土に空手が伝わった当初
空手には組手(戦う練習)はありませんでした。
型が全てだったんです。
では、何の為に型の練習するのか。
それは、どんな状況の中でも
最大限に身体を活かす為です。
空手の発祥した沖縄では
「武器禁止令」というものがあり
武器を持つ事はできませんでした。
さらに争いのある時代では
多人数に襲われたり、寝込みを襲われたりと
様々な状況が想定されます。
その中で、自分の命を守る為には
いかなる時でも
自分の心身を可能な限り効率よく
動かせる事が必要でした。
そして、その技術の鍛錬方法を
一連の動きに集約させて
伝承させてきたのが型です。
なので、型の中には
あらゆる体勢(重心)の中で
手先から足先まで全身を
最小限の力で最大限の効果が出せるように
様々な身体技術が含まれています。
つまり、型は
日常の中で活用できる
効率的な心身の使い方を学ぶ
カリキュラムなんです。
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