脱力の口伝 「其の②」
前回の
身体の使い方で人生が変わる 脱力の口伝 「其の①」
では身体能力の発揮や精神の安定に
絶大な効果を生み出す事をお話しました。
今回は身体の柔らかさと脱力の関係について
お話しようと思います。
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私は16歳の高校生の時、空手を習い始めました。
が、前屈をしても床に手がまったく届かず
開脚で足を軽く開くだけで
太腿の内側がピキピキと裂けるように痛む状態。
体が硬く蹴りもあがらない。
何とかしなきゃ、、、。との想いと共に
背が低いコンプレックスを抱えていたので
ヨガで背が伸びるとの広告を見て(実はこちらが本音)
ヨガの通信教育を購入し習い始めました。
思春期の劣等感を乗り越えようとする意欲はすごいもので
毎日朝晩、教材の内容を隅々まで熟読して忠実にこなし
3ヶ月たった頃には、開脚して顔が床に着くようになりました。
(残念ながら、背は高くなりませんでしたが、、、)
私の柔軟性の変化に驚いた空手の先輩から
どうしたら体が柔らかくなり、高く蹴る事ができるか相談され
実経験を元にして必要なコツやポイントをまとめ
3ヶ月チャレンジして下さいと伝えました。
そして、3ヶ月後、その先輩も開脚して顔が床に着くようになりました。
あっ!体を柔らかくする事って
コツを掴めば誰でもできるようになるんだ。
この時、そんな事を実感したんです。
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このメールを見て頂いている方には
体を柔らかくするストレッチやヨガに
興味を持っている方が多いと思います。
その中には、なかなか思うような効果が出なく
私は元々体が硬く、柔らかくなる事はできないんだ!
と諦めている人も少なくないかも知れません。
でも、体の硬い赤ちゃんがいないように
元々人間は体が柔らかく
環境や癖等により後天的に体を緊張させています。
つまり、無意識に積み重なったその癖を
取り除く事が重要となり
その為に必須なのが脱力です。
脱力を行うには、呼吸に合わせ
体の力を抜くようにします。
次回は、呼吸と脱力の関係について
お話しようと思います。
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