呼吸の口伝 「其の①」
現在、世の中ではヨガブームの影響もあり
呼吸が注目されています。
amazonで「呼吸」と検索したら3,000冊以上がヒットしました。
そのほとんどが呼吸の効果をうたったものです。
でも、一般的に呼吸はどんな種類があり
どんな効果があるかなど殆ど知られていません。
呼吸の効果なんて、やっても気休め程度と
思われているのが正直なところだと思います。
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身空の空手道場は呼吸法を
まず最初に練習致します。
分からなくてもいいです。
変化を感じなくてもいいです。
ですが、この呼吸の練習は
いずれ、まっ~~たく想像できなかった
自分自身を作ってくれているはずです。
呼吸ができれば、今までとは違う次元で
体の機能を使う事ができるようになります。
その呼吸の効果を少しずつお話しようと思います。
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では、まず体感テストをしてみましょう。
正座でもあぐらでも、楽な姿勢で
太腿の上に両手の平を上に向けて乗せて下さい。
そして、息を止めて物事に集中するのと
同じ状態を意識して下さい。
そのまま、左手で右手の中指と薬指あたりを
上からトントンと押してみて下さい。
その指の弾性(柔らかさや硬さ)を覚えていて下さい。
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今度は、、、、
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同じように物事に集中した意識のまま
息は止めずにゆっくりと呼吸して下さい。
同じように指をトントンと触ってみると
柔らかくなっているはずです。
今回は、わざと息を止めましたが
実は、何かに集中すると大抵息が止まっています。
歯磨き中、運転中、料理中等、息に注目してみて下さい。
無呼吸状態を、はっ!!と自覚できるはず。
そして、呼吸が止まれば指先が硬くなり
指先に緊張があれば、肘、肩、胸と
その緊張は体を伝わります。
ですが、その緊張の状態が
当たり前になってしまっている為に
自覚ができなくなっており、
身体が緊張すると、心にも余裕が無くなります。
心も身体もギュッと身動き取れない状態が
いつも通りだと思い込んでいるのです。
つまり、呼吸を変える事で
身体の無意識の緊張を取り除き
心にも余裕を生み出す事ができます。
次回は、もっと具体的に
呼吸の種類や方法をお話しようと思います。
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